妊娠超初期の出血!鮮血が少量の場合は大丈夫?安静は必要?
妊娠が分かって、
嬉しいかったのは束の間、、、
「えっ、、、!生理?!」
と思うような出血が見られると、
心配になりますよね。
そんな場合は、
- どう対処したらいいのか?
- どんな原因が考えられるのか?
ご紹介しましょう。
「少量の鮮血の場合は大丈夫!!」
と自己判断せず、
深刻な状態であることも考えられるので、
ここでしっかりと知識をつけておきましょう。
この記事に書いてること♪
妊娠超初期の出血で考えられる原因は?それってどんな状態?
妊娠超初期の出血には、
次のようなことが考えられます。
色々な原因があることを
知っておきましょう!
着床出血
着床出血とは、
排卵日の7日後~生理前までに
起こる出血です。
- 着床するとき
- ホルモンバランスの関係
によると考えられています。
子宮外妊娠
子宮外妊娠とは、
子宮内以外に着床して、
成長してしまうことです。
妊娠している状態と
変わらないので、
検診まで気づかないことが多いです。
そのため、
卵管などで胎芽が成長してしまうと、
破裂してしまう恐れがあります。
子宮と胎盤の成長のズレ
成長していく過程で、
子宮と胎盤とズレが生じ、
剥がれていくときに
鮮血や血の塊として
出血が見られることがあります。
また時間が立つと、
茶褐色のようなおりものも
出てくることもあります。
胞状奇胎
胞状奇胎とは、
染色体の異常が原因だと
考えられます。
- 全胞状奇胎
- 部分胞状奇胎
の2種類あり、
20歳以下の若年妊娠の人や
40歳以上の高齢出産の人に
多くみられます。
絨毛膜下血腫
絨毛膜下血腫とは、
子宮内膜に入り込んでいく過程で、
出血した塊が体内へ
吸収されないまま留まった状態
のことを言います。
胎盤が形成される5か月頃までには、
出血は治まります。
子宮膣部びらん・膣炎
子宮膣部びらんや膣炎の症状は、
膣内に起こる炎症のことです。
妊娠中に関わらず、
内診や性交渉によって起こる
摩擦で微量の出血を伴うことがあります。
特に、
治療はしなくても大丈夫です。
子宮頸管ポリープ
子宮頸管ポリープとは、
子宮頸管にできる良性の”コブ”です。
内診や性交渉の摩擦で出血が
見られることがあります。
検診で分かることが多く、
治療の必要はありません。
内診やエコーによる刺激
妊娠中は特に、
膣内に炎症が起きやすく、
内診やエコーなどの刺激が原因で、
出血することがまれにあります。
切迫流産
切迫流産とは、
早期流産の一歩手前の状態
を言います。
胎児はまだ子宮内にいるのですが、
とても危険な状態なので、
絶対安静が必要です。
流産
いろんな出血の症状を
ご紹介してきましたが、
”流産”が一番危険な症状です。
- 早期流産
- 後期流産
があり、
流産を経験する人で、
その80%以上の人が
早期流産を経験しています。
妊娠超初期のこんな出血!色や量から考えられる原因は?
妊娠超初期の出血の原因は、
出血がどんな状態なのか、
色や量を見ると分かることがあります。
その判断の仕方をお教えしますので、
ご自身でセルフチェックしてみてください。
少量の真っ赤な鮮血
少量で真っ赤な鮮血が出た場合は、
切迫流産や流産の危険性があります。
まだ時間が経っていない
新しい状態の出血が
起こったことになりますので、
早めに病院に連絡を入れましょう。
少量の茶色・ピンクのおりもののような出血
少量の茶色やピンク色の
おりものの出血の場合は、
安全だと言えます。
通常、妊娠初期には、
少量の出血があることが多いので、
しばらく様子をみることにしましょう。
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大量の出血
大量の出血の場合は、
流産か切迫流産かもしません。
腹痛や吐き気などを伴うと、
危険性があるので、
病院に連絡を入れてください。
ドロッとした血の塊
血の塊があったら、
流産の可能性があります。
安静が一番ですが、
病院に連絡する必要があります。
出血が長く続く
横になっていて
安静の状態を続けていても、
なかなか出血が治まらなければ、
なんらかの危険性が起こっています。
病院へ連絡して、
診断を受けてみてください。
出血と同時に起こる症状から見る原因&対処法
出血の状態が確認できたら、
次の症状があるか確認してみましょう。
これらの症状を伴う場合は、
さらに危険性があるかもしれないので
早めに病院へ連絡をすることを
おすすめします。
下腹部痛
- チクチク痛む
- ギューと引っ張られる痛み
などの下腹部痛の症状は、
子宮が成長している影響かもしれません。
横になって安静の状態で様子を見てください。
腹痛や腰痛などの痛み
妊娠超初期には、
ホルモンバランスの変化や
骨盤が広がることにより、
腹痛や腰痛になることもあります。
出血・腹痛・腰痛が治まらないようでしたら、
切迫流産の可能性がありますので、
すぐに病院に連絡をしてください。
吐き気
妊娠超初期の吐き気は、
ホルモンバランスの変化による
症状のことが多いです。
出血や吐き気がおさまらなければ、
病院に連絡を入れましょう。
妊娠超初期の出血!安静にした方がいいのはどんな場合?
妊娠超初期の出血は、
着床出血やホルモンバランスの変化
によって起こることが多く、
安静にしていれば治まることもあります。
- 少量の茶色・ピンクのおりもののような出血
- 少量の真っ赤な鮮血
- 軽い下腹部痛
このように出血がある場合でも、
少量の出血であったり、
軽い下腹部痛であれば、
問題がないこともあります。
妊娠超初期の出血でもっとも多い着床出血って一体なに?
妊娠超初期に起こりやすく、
出血していても問題ない着床出血とは?!
どうして着床出血が起こるの?
着床出血とは、
受精卵が子宮内膜の絨毛に
入り込んでいくときに
血管が破れて出血を起こすことを言います。
生理との違いとは?
生理との違いは、出血の量です。
着床出血の場合は、
出血は少量なので、
「着床出血かも?!」
と気付く人もいます。
着床出血が起こるのはいつ?
着床出血は、
排卵日してから、
7日目~生理前までに起こります。
着床出血がない場合もある?
着床出血がない人のほうが
多いでしょう。
もしくは、
出血がわずかなため、
出血していても気付かないこともあります。
まとめ
妊娠超初期には、
出血で悩んでいる人も多いです。
なぜなら、
妊娠すると、
体はいろいろな変化を受けるので、
普段ない出血や腹痛、腰痛などを起こすと、
心配になる気持ちはよく分かります。
ですが、
出血したからと言って、
すべて危険性を伴うとは
言い切れません。
焦ることが
一番体に良くないので、
- 出血の量・色どうか?
- 腹痛・腰痛などの痛みはあるか?
を落ち着いて確認しましょう。
もしも、
不安なことがあれば、
すぐにお医者様に連絡を
入れましょう。