出産予定日超過の原因TOP3は?遅れのストレスを解消!
出産予定日が近づくにつれて
”もうすぐ会える!”とドキドキ、ワクワク。
楽しみで嬉しい気持ちでいっぱいになります。
でも1日、2日と予定日を過ぎても
産まれる気配がないと、
心の中は不安でいっぱいですよね。
なかなか産まれてこない不安から、
イライラしてしまったり、
精神が不安定になってしまったり・・・
初めてのことだから余計に心配で、
一日一日を待つ時間が長く感じる
という話をよく耳にします。
結論から言うと
『心配しないで、焦らずリラックス』
して待つことが大切!
ママにとっても赤ちゃんにとっても、
これが一番大切で重要なんです。
でもそんなママの不安な気持ちが
少しでも軽くなるように、今回は
”出産予定日超過の「なぜ?」”を
解説します^^
この記事に書いてること♪
気になる出産予定日が遅れる原因とは?
出産予定日よりも出産が
遅れてしまう原因として、
- 胎児がまだ子宮から出る必要がない
- そもそも予定日の設定が違っていた
・・・という事が考えられます。
子宮の居心地が良いと陣痛はこない
子宮・胎盤・羊水など、胎児を育む環境は
妊娠38週頃に最も機能が高まり、
その後は徐々に低下します。
実は妊娠中は、単純なメカニズムで
陣痛のスイッチが入らないように
安全装置が働いているのです。
そのおかげで子宮内環境が良好で、
胎児が「居心地が良いからまだ出たくない」
と感じている間は陣痛は起こらず、
ある程度胎児の環境が悪化しなければ
陣痛は始まらないのです。
酸素や栄養の吸収、代謝物の排出など、
胎児が「子宮内では不自由だから
生活環境を変えたい」
「もう外で生きていける」と
感じるから生まれてくるのです。
生理不順だと予定日の設定が難しい
出産予定日の計算方法は、
最終生理開始日から
(妊娠前の最後の生理の最初の一日目)
280日後が出産予定日とされています。
でも一人一人、生理の周期は違います。
予定日とは、毎月ぴったりに同じ周期で
生理が来る人の前提なので、
多少ズレるのが当たり前なんです。
実際、いつ生まれた?
予定日に産まれるケースは全体の6.3%と、
20人に1人の低い確率。
初産の場合は出産予定日を過ぎてからの
出産になるケースが約半数以上という
データもあるようです。
正期産であれば問題なし!
そもそも、出産予定日とは
ちょうど「40週0日」にカウントされる日
というだけで、正期産と言われる
「出産しても問題のない期間」は
妊娠37週0日(259日)から41週6日(286日)まで
35日間もあるのです!
なので、多少予定日よりも
出産が前後しても問題ありません。
予定日超過するとどうなるの?
分娩予定日を少し過ぎたぐらいでは
大きな問題が起こることは少ないですが、
2週間を過ぎると、赤ちゃんやママに
影響が出始めます。
いずれにしても心配しすぎず、
かかりつけのお医者さんの指示を待ちましょう。
酸素が減ってしまい、羊水に胎便をすることも
胎盤は弾力があってやわらかいものですが、
妊娠42週以降になるとかたくなって縮み、
機能が下がってきます。
そうなると、胎盤からへその緒を通じて
運ばれていた酸素が少なくなり、
赤ちゃんが苦しくて胎便をしてしまうことも。
さらに、胎便で汚れた羊水を赤ちゃんが
飲むと肺の機能も低下し、出生後に
呼吸困難や肺炎を起こす可能性も。
赤ちゃんの異常はNST(ノンストレステスト)で確認できます
胎盤が老化すると、酸素とともに
胎盤から送られてきていた
栄養も行き届かなくなってきます。
そのため、赤ちゃんは栄養を補うために
自分の脂肪や体内のエネルギーを
使うようになり、体重が減ってしまう
こともあります。
NSTで赤ちゃんの動きが少なかったり、
脈の異常が見られるような場合は、
胎盤機能の低下が疑われます。
胎盤機能が低下して環境が悪くなります
妊娠42週を過ぎると、胎盤の弾力がなくなって
かたくなる石灰化が起こってきます。
そのため、赤ちゃんが苦しくなって胎便をし、
羊水が緑色のドロドロ状に汚れたり、
胎盤が子宮からはがれやすくなったりします。
また、赤ちゃんのおしっこの量が
減ることから羊水の量も減ってきて、
陣痛が始まったときにへその緒が
圧迫を受ける可能性が高まるなど、
子宮内の環境は悪化します。
長引いたり、帝王切開になる率が増えます
NSTなどで赤ちゃんの様子を見ながら、
妊娠41週までは自然にお産が
始まるのを待ちますが、
42週以降になると陣痛誘発剤などを使って
人工的にお産を起こすことになります。
なかには陣痛が弱かったり
赤ちゃんの回旋異常があったりして、
うまくお産が進まずに長時間かかる人も。
正期産に比べると帝王切開になる
可能性も高くなります。
お産の予兆のあれこれ
妊娠37週を過ぎると、おなかの赤ちゃんも
ママの体もお産モードに入り
「準備OK」のサインを出します。
さまざまな体の変化のほかに、
「予兆」があったらお産も間近。
もうすぐお産が始まるサインには
どのようなものがあるのでしょうか?
おしるし(出血)
お産が近づいたころに見られる出血のこと。
赤ちゃんを包んでいる卵膜が子宮から
はがれることで起こります。
色はピンクや赤が一般的ですが、
茶褐色のこともあります。
前駆陣痛
本格的な陣痛は、おなかの張りの間隔が
次第に規則的になっていき
痛みも増していきますが、間隔が不規則で
痛みも強くならない場合は、前駆陣痛です。
そのまま消えてしまうことも。
破水
赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて
羊水が流れ出てくること。
ふつうは陣痛が始まってから起こりますが、
前期破水といって、陣痛が始まる前に
破水してしまうことも。
破水したらすぐに病院へ。
赤ちゃんが下がる
腰が痛くなったり恥骨や足のつけ根に
痛みを感じる人もいます。
また、トイレが近くなったりするほか、
圧迫されていた胃がすっきりして
食欲が増す人もいます。
その他、陣痛が起きるジンクス
医療行為ではないので、あくまでも
医学的根拠はありませんが、
陣痛が起きるジンクスはいくつかあります。
共通して言えるのは
「子宮収縮を促し、お腹が張る」
ということですね。
ウォーキング、スクワット、雑巾がけ、
おっぱいマッサージ、入浴、
焼肉を食べる、オロナミンCを飲む、
お腹の赤ちゃんに語り掛ける
などなど・・・
また月齢が満月/新月の時は
生まれやすいというのもよく聞く話です♪
ゆったりリラックスして誕生を待とう
予定日を過ぎると、
家族からの「まだ?」コールに
悩まされるかもしれません。
悪意があるわけではなく、
楽しみと心配な気持ちからの行動なのでしょう。
でも正直なところ、ママ本人からすると
「そんなのこっちが知りたいわ!!」と
イライラしてしまいますよね(~_~;)
神経が昂ったり、イライラしたり、
ストレスを感じるのはお腹の
赤ちゃんにとって良いことではありません。
それに強いストレスを感じると
交感神経が優位になり陣痛が起きにくくなる
とも言われています。
赤ちゃんがお腹にいるうちは、
守ってあげられるのはママしかいません。
そのようなプレッシャーがあっても
気にせずに、出来るだけ
ゆったりと穏やかな気持ちで
リラックスしながら赤ちゃんの誕生を
気長に待ってあげましょう(*^^*)♡