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妊娠初期から9週目に気をつける3つの事とは!?

 2017/04/02 3.妊娠前期(8週目-15週目)
この記事は約 7 分で読めます。 23,678 Views

自分の または パートナーのお腹に
新しい小さな命が宿っていることが判った時、
どんな気持ちでしたか?

望んでいた待望の妊娠で「嬉しい」「感動」という人もいれば、
予定外の出来事だったり事情があって「正直困った」「どうしよう・・・」
という複雑な感情の人もいるかと思います。

 でも、どんな状況であったとしても赤ちゃんはお腹にいます。

まずはパートナーや家族と妊娠をしっかりと受け入れて、
しっかりとパパ・ママになれるように準備が必要です。

10ヶ月もの長い妊娠生活には、
ママの自覚と、パパや家族の協力が必要です。

せっかく宿った奇跡のような命。

出産を決意したのであれば、
赤ちゃんがお腹で元気に育ち
みんなに祝福されながら産まれてこられるように
準備を整えてあげるのがパパ・ママからの最初のプレゼントです♪.*

今回は最も重要な時期でもある「妊娠初期」
気を付けることをまとめてみました(*^_^*)

 

肝心なのは妊娠初期!特に気を付けること

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胎児は妊娠してから4ヶ月で、
人間に必要な臓器・期間をほぼ完成させます。

約280日間(40週)の長い妊娠生活のうち、
とにかく最初の妊娠初期が肝心なんです!

そんな重要な妊娠初期に気を付けたい事を
項目別にご紹介します。 

妊娠初期は一番生活に気をつけなくてはいけない時期です。

微妙な体調の変化や痛みは、自分でしか分かりません。
まずは自分の体を第一に考えて生活してくださいね♪.* 

 食べ物

妊娠初期というよりも、妊娠中を通して気を付けたいのは
大型魚の水銀、生肉のトキソプラズマです。

マグロやキンメダイなどの大型魚や深海魚に含まれる
メチル水銀は大量に摂取すると胎児の健康への影響が
あると懸念されています。

妊娠中期以降は大型魚や深海魚を控えて、
水銀が少なくDHAを豊富に含むサバやイワシなど
小魚中心の摂取が望ましいとされています。 

また、生肉に含まれるトキソプラズマも危険です。

妊娠中にトキソプラズマに初めて感染すると、
胎盤を経由して胎児に移行し水頭症や脈絡網膜炎という
目の病気を起こすことがあります。 

生肉だけでなく、加熱が不十分な豚・羊・牛・鳥、
レバーなどにはトキソプラズマの嚢子がひそんでいる可能性があります。

なので、肉類を十分に加熱しないで食べることはオススメできません

生肉にふれたあとは、温水でよく手を洗うようにしてください。 

 アルコール

お腹の赤ちゃんは胎盤を通して栄養をもらっていますが、
母体が飲酒するとアルコールも同じように運ばれ、
赤ちゃんのもとに届きます

まだ肝臓の機能が未発達な胎児は、
アルコールが処理されるまで長い時間と負担がかかります。

アルコール摂取が胎児に及ぼす影響として
「胎児性アルコール症候群」があります。

主な症状は以下のようなものです。

  • 成長の遅れ(低体重、低身長)
  • 中枢神経系の異常(発達障害や行動障害)
  • 独特の容姿(小頭症、耳の位置が低く反り返る、小さい目、低い鼻等)

妊娠が分かったら極力アルコールを摂取しないようにしましょう。 

お風呂

子宮は内蔵組織の中でも比較的熱による変化を受けやすい部分で、
経血などの体液も大きく関係するため、
妊娠初期にお風呂に入る事で体に影響を与えてしまう事があります。

妊娠中は母体を温めた方が良い事には間違いないのですが、
長風呂や熱いお湯は母体が温まりすぎてしまうため、
妊娠初期の長風呂や熱いお湯に浸かる事はオススメできません

長風呂などをすることで血流が増大し、
子宮が収縮する事によって流産の危険があります。

妊娠初期のお風呂は35度~37度程度の「微温浴」を心掛け、
入浴時間は10分未満にとどめるようにすることが大切です。 

 

仕事

仕事をしている以上、
妊娠は本人だけの問題ではなく、
一緒に働いている周りの人達にも影響を及ぼします。

特に妊娠初期には
出血や腹痛、おりもの、下痢、つわり、便秘、流産など、
様々な不安要素があります。

妊娠が判ったら出来るだけ早い段階で
上司や同僚に報告と相談をしましょう。 

一緒に働く周りの人達に協力をお願いしたい事や
自分で気を付けないといけない事をまとめます。

  • 重い荷物を運ぶのを頼む

重くなくても、前が見えないような大きな物も危険 

  • 席を外す時の電話応対

妊娠初期は、つわりや腹痛でトイレに行く回数がかなり増えます 

  • 室内温度

とにかく冷えは大敵です。防寒には注意しましょう 

  • 仕事内容の引継ぎ

突然のお腹の張りや出血で早退しなければならない時も出てきます。
その際に他の人が困らないように、代わってもらう仕事のやり方を
ノートに書いたものをあらかじめ用意しておくようにしましょう。 

  • 深夜までの残業は避ける

体への負担が大きいうえに、残業が続くと食事がおろそかになりがちです。
胎児の体を作るのはママの食事です。偏った食事は避けましょう。 

  • 長時間立ちっぱなしの仕事

胎盤が完成するまでの体は不安定です。無理は避けましょう。 

  • 冬場の外仕事

体を冷やすことは絶対にダメです。また、路面の凍結で滑る危険もあります。 

  • 高い所の物を取る作業

妊娠中は、背伸びやつま先立ちはNGです。 

  • 昼夜逆転の仕事

きちんと夜に睡眠を取るようにしてください。 

妊娠初期・月数別の体の変化

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胎児は妊娠4週目頃で
脊髄・脳・視覚・聴覚・心臓・消化器官などが分化し、
8週目頃から手足が発達しはじめて、人間らしい体になります。

4ヶ月になると心臓を含め内蔵も完成し、男女の区別も出来上がります。

胎児はどんどん変化していきますが、
母体にはどのような変化が起こるのでしょうか? 

 妊娠1ヶ月(0週・1週・2週・3週)

まだ妊娠に気づくほどの変化はありませんが、
着床後 子宮の変化や胎盤の生成がはじまり
目で見えない変化が始まります。 

妊娠2ヶ月(4週・5週・6週・7週)

おなか周りなど外見的には目立った変化はまだありませんが、
通常はタマゴ大の子宮が倍くらいサイズになります。

ホルモンバランスが崩れて体温も高くなるので、
体調が変化しやすかったり、
早い人ではこの頃からつわりが始まります 

妊娠 3ヶ月(8週・9週・10週・11週)

子宮が徐々に大きくなり、握りこぶし大の大きさになります。

周囲の泌尿器が圧迫されて便秘や頻尿になることもあります。

腰痛や腹痛が起こる場合もあるので、
体調不良を感じたら念のためかかりつけの産婦人科へ行くようにしましょう。

初回の妊婦健診はこの頃には行うようにしましょう。 

妊娠4ヶ月(12週・13週・14週・15週)

お腹に手を当てると膨らみがわかるようになってきます。

つわりは治まりはじめ、少しずつ乳房が大きくなります。

この時期を無事に乗り越えると、
安定期と呼ばれる5ヶ月目に突入です! 

お腹の赤ちゃんを守れるのはママだけなんです

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いかがでしたか? 

妊娠すると今まで普通にしていた事が制限され、
日常生活が少し息苦しく感じてしまうかもしれません。

でもそんな時はよく考えてください。

お腹の中の小さな小さな赤ちゃんは
自分では何ひとつ行動することが出来ません。

ママがしっかりしなければ、産まれてくることさえ出来ないのです。 

妊娠中のストレスや無理は禁物
お腹の赤ちゃんを守れるのはママだけです。

そしてそんなママをサポート出来るのはパパや家族です。

正しい知識で妊娠期間を乗り越えて、
可愛い赤ちゃんを笑顔で迎えてあげてくださいね♡♡


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ライター紹介 ライター一覧

きむら まい

子供が苦手だった独身時代から世界は180度変わり、
毎日娘たちへのラブが止まらない姉妹の母になりました。

『頑張りすぎず、自分が納得のいく方法で』をモットーに、
ゆるーくマイペースに子育てしています♡

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