【見分け方】妊娠初期の腹痛の症状!生理痛との6つの違いとは?
「この痛み、もしかして、、、」
と何度思ったことでしょう。
出産経験者のわたしでも、
妊娠初期の腹痛と生理痛の違いは、
見分けることは難しいです。
ですが、
妊娠を希望している人にとっては、
少しでもその可能性を信じたい、、、
その気持ち分かります。
では、
妊娠初期の腹痛と生理痛には、
どんな違いがあるのか、
詳しく紐解いてみましょう。
また、
腹痛にまつわる病気についても
分かりやすくご説明します。
この記事に書いてること♪
妊娠初期の腹痛の症状!その特徴と痛み方とは?
妊娠初期とは、
4週~14週目のことで、
その頃から徐々に症状が
現れると言います。
症状の特徴としては、
微熱・吐き気・眠気・食欲増加など、
人によってその症状は様々です。
また、生理痛のような、
腹痛を感じる人もいます。
その痛みは、
チクチクだったり、
ぐっ~と痛くなったりしますが、
妊娠した人のほとんどの人が
経験する症状です。
必ずしも、
このような症状が
現れるということではないので、
落ち込まないでくださいね。
では、
そんな人のために、
生理痛とは違う症状の見分け方を
見ていきましょう。
生理痛との見分け方!妊娠初期に起こりやすい6つの症状とは?
「これって、妊娠?!」
と思ったら、、、
生理痛とは違う、
見分け方はこちら!
妊娠初期の症状と生理痛の違いを
確認してみましょう。
基礎体温が高い・熱っぽい
生理痛と全く違う、
一番の特徴とするのが、
基礎体温が高いことです。
熱っぽいため、
「風邪を引いたかな?」
と思う人も少なくはありません。
通常、生理が近づくと
だんだんと体温が下がっていきますが、
妊娠の可能性がある場合、
基礎体温が高い状態が続きます。
【妊娠に気づいたきっかけを経験者が伝授】
明るく分かりやすい体験談ですよ。
眠気
妊娠初期は特に、
女性ホルモンである、
プロゲステロンが多く分泌されるため、
眠気を誘うと言われています。
妊娠を維持するためや、
胎盤の形成などの体の大きな変化を
助けるためでもあります。
いつもと変わらない睡眠時間なのに、
とにかく眠い、、、
この眠気は、
約15週くらいまで続きます。
吐き気
多くの人が経験するのが、
「つわり」=「吐き気」です。
早い人で4週目くらいから始まり、
16週くらいになると、
自然と症状は落ち着てきます。
胸が張る
胸が張る感覚は、
生理が来る前にも感じる人も
多いのではないでしょうか。
この症状は、
排卵から生理前までに分泌されている
プロゲステロンが影響しているからです。
生理が始まると症状は治まり、
続くようであれば、
妊娠の可能性があるかもしれません。
頭痛・腰痛・胃痛など
着床すると、
ホルモンバランスの崩れから、
頭痛や胃痛を引き起こしやすくなります。
また腰痛は、
胎児が居心地よく子宮にいられるように
骨盤の筋肉が緩むせいでもあります。
便秘・下痢気味になる
普段から便秘ぎみや下痢になりやすい人は、
気付きにくいことですが、
そもそも原因が違います。
通常の症状は、
食生活の乱れや運動不足が
原因ですが、
妊娠初期の症状としては、
ホルモンバランスの影響と
考えられます。
妊娠初期の腹痛と生理痛の違い!それぞれの原因とは?
わたしの経験上、
妊娠初期の腹痛と生理痛は、
痛み方は同じように感じます。
ですが、
これも個人差です。
その痛みの原因には、
”違い”はあるのでしょうか?!
痛みの根本的な違いを
見つけましたよ💡
生理痛は何が原因?
生理痛の主な原因は、
プロスタグランジンの分泌に
よるものです。
生理がはじまると、
女性ホルモンの一種でもある
プロスタグランジンの分泌により、
子宮が収縮し子宮内膜が剥がれ落ち、
体外へ押し出す作用があります。
この間、生理痛を伴いますが、
痛みには個人差があります。
酷い痛みで立てたれない人もいれば、
全く感じない人もいます。
プロスタグランジンは陣痛を起こす引き金?!
実は、これが”陣痛促進剤”のもとでもあるのです。
ですから、生理痛は陣痛に近い痛みを感じる人もいるのです💡
妊娠初期の腹痛は何が原因?
妊娠初期の腹痛の原因は、
プロゲステロンの分泌です。
- 子宮が大きくなる
- 靭帯が引っ張られる
このような作用が原因となり、
腹痛は起こります。
プロゲステロンは、
妊娠の状態を保つための
ホルモンの一種です。
排卵から生理が来るまでの間に
分泌され続けますが、
妊娠するとその分泌は
徐々に増加していきます。
妊娠初期の腹痛が起こる期間はいつからいつまで?
妊娠初期の腹痛の症状は、
排卵して1週間後くらいから、
約1か月くらいの期間続くようです。
ですが、
これも個人差のようなので、
いつからいつまでなのかは、
ご参考までに、、、
経験者の中には、
全く痛みを感じない人や、
絶えずシクシク痛みを感じていた人など、
感じ方は様々です。
着床痛が起こるのはいつ?
一般的にいつ
着床痛が起こるかというと、
排卵して10日前後~生理予定日の間に、
痛みを感じるようです。
排卵されると、
着床までにかかる時間は、
約10日前後とされているため、
時期的には着床痛と同じくらいだと
考えられますね。
生理だと思ったら妊娠していた!?着床出血ってなに?
「生理かな、、、」
と思いきや妊娠していた、、、
という経験をした人は
多いのではないでしょうか。
それくらい生理と勘違いしやすい
ものなのです。
「着床出血」とは、
着床したときに起きる出血のことで、
受精卵が子宮内膜に潜り込んだときに
起きる現象のことを言いますが、、、
実際にどのくらいの確率で起こるのか、
また、見分け方をご紹介しましょう。
生理と着床出血との見分け方は?
生理と着床出血の唯一の見分け方は、
血液の量です。
着床出血の場合、
血液の量は、ほんの少し、、、
その見解には残念ながら、
絶対はありません。
もしも、
このような症状が起こったら、
妊娠検査薬で結果をはっきりさせるのが、
一番いい方法です。
着床出血は絶対にあるの?なくても大丈夫?
着床出血が起こる割合は、
妊娠経験者の1%にすぎません。
逆に着床出血を
経験しないで妊娠するケースのほうが
断然多いのですから、
なくても大丈夫です!
注意が必要な腹痛の種類とその原因とは?
わたしも経験したことのある
妊娠初期の腹痛は、
とっても注意が必要です。
基本的には、
妊娠初期の腹痛はあるものなのですが、
横になって休めば治まるもの。
ですが中には、
全く痛みが治まらず、
激しい痛みを伴うのなら、
受診が必要です。
では、どんな痛みで
どのような種類があるのか、
その原因をご紹介します。
ズキズキ重い鈍痛は流産の兆候の可能性
次のような症状は、
注意が必要です。
- 休んでも痛みが治まらない。
- だんだん痛みが強くなる。
- 生理痛の痛みより強い。
- 出血がある。
このように、
ズキズキとした重い鈍痛が続く場合、
流産の兆候がみられます。
妊娠初期の流産の確率は、
約10~15%です。
この頃の流産の原因は、
胎児の染色体異常であったり、
受精卵の異常によるものが
考えられます。
子宮外妊娠の可能性
子宮外妊娠とは、
子宮以外のところで
胎児が成長してしまうことを
言います。
妊娠していることには、
変わりないのですが、
子宮以外の卵管なので成長してしまうと、
痛みの症状は続き、
そこが破裂してしまう危険性があります。
子宮外妊娠になると、
自然に治ることはないので、
早めに受診をしてください。
婦人科系の病気の可能性
考えられる婦人科系の腹痛には、
次のような病気が考えられます。
子宮筋腫
婦人科系の病気で一番多いのが、
子宮筋腫です。
40代の女性の中では、
約25%の人が患っているとも
言われています。
症状としては、
生理が10日以上も続くなど、
貧血や動機を感じることもあります。
子宮内膜症
20代から40代の女性に
多くみられる症状で、
閉経すると自然に症状が
なくなるのが特徴です。
また、
妊娠して出産した数か月の間は、
症状がなくなりますが、
生理がはじまると
徐々に症状が戻ります。
卵巣のう腫
卵巣のう腫は、
脳腫の中でも一番多い症状で、
”良性”ののう腫です。
性病
カンジタ・淋病・梅毒などは、
腹痛を伴う症状があります。
子宮頸がん・子宮体がん
子宮頚がんは、
子宮の入口にできるがんで、
子宮体がんは、
子宮内膜にできるがんのことを言います。
検診のしやすい場所なので、
見つかりやすいです。
進行すると治療が困難になるため、
早期発見が必須です。
卵巣がん
症状はほぼないため、
早期発見しにくく、
悪化して見つかるケースが多い。
症状に気づいたときには、
転移している可能性もあるので、
こまめな検診が必要です。
妊娠初期の腹痛を感じたら気を付けたいこととは?
妊娠初期は、
とても大切な時期でもあります。
腹痛を感じたら、
次のことに注意をして過ごしましょう♡
ヒールではなく安全で平らな靴を履く
ヒールを履くと、
お腹に力がかかり負担になります。
なるべく、
ヒールのない靴を選ぶのが先決♪
お腹を冷やさない・体を温める
血流が悪くなると、
腹痛を起こす恐れもあります。
お腹だけでなく、
体全体を温めるといいですよ。
夏場でも薄着はせず、
カーディガンなどを羽織ってくださいね。
重いものを持たない
重いものを持つと、
お腹に負担がかかり、
子宮の収縮を促す要因となります。
できるだけ、
重い荷物は持たないようにしましょう。
ストレスを溜めない
生活習慣の乱れや寝不足による
ストレスは要注意です。
疲れと取るには、
無理をせず、
自分にとっていいリラックス法を
試してください。
必要な栄養を摂取する
食生活のバランスは、
胎児にも母体にも必要不可欠です。
- 鉄分
- 葉酸
- カルシウム
- タンパク質
これらの栄養素は、
妊婦にとってとても必要なので、
自主的に摂取していきましょう!
もしも、
すべての栄養素をとることが
困難であれば、
簡単に取れるサプリを利用するのも
おススメです。
わたしが愛用していた
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まとめ
妊娠初期の腹痛は、
みなさん経験することなので、
大半は心配はいりません。
もしも腹痛があれば、
横になって休むことが一番です。
それでも、
症状が治まらない場合は、
すぐに受診することをおすすめします。
妊娠初期は、
とても大切な時期でもありますので、
十分に体に気を付けて過ごしましょう。