妊娠初期に腹痛&出血!流産の可能性は?色と量で見分ける方法
妊娠初期に起こる
腹痛と出血には注意が必要です。
わたしの場合は、
妊娠5週目のときに、
陣痛のような激しい腹痛になり、
諦めかけていたことがあります。
そのときは、
無理がたたったのでしょう。
1日寝込んでいたら、
痛みはなくなり、
検診でもやっと心拍が確認できました。
このように、
大丈夫な腹痛と流産に繋がる腹痛は
見分けることは困難ですが、
それ以外にも、
流産の兆候を見分ける方法が
いくつかあるのでお教えしましょう。
この記事に書いてること♪
妊娠初期の腹痛&出血は流産の兆候?その可能性は?
妊娠初期の流産の確率は、
1~2%の人が経験していると
言われています。
この時期の流産の原因は、
染色体異常がほとんどです。
ただし、
腹痛や出血をしたからと言って、
必ずしも流産の可能性があるとは
限りません。
では具体的に、
どのような兆候が見られるのか、
検証していきましょう。
妊娠初期のこんな症状は流産の兆候かも!?
妊娠初期に以下のような
症状が見られたら、、、
流産の兆候かもしれません。
あなたはどんな症状が
当てはまりますか?
下腹部痛
流産の特徴として、
一番分かりやすいのは、
激しい下腹部痛です。
下腹部痛の場合、
「流産」の他に「切迫流産」の
可能性もあるので、
痛みを感じたら、
すぐにかかりつけの
産婦人科へ受診しましょう。
不正出血
流産、切迫流産ともに
不正出血が見られることがあります。
- 微量の出血が見られる
- ピンク色や茶褐色のおりもの
などの症状があれば、
流産の可能性は捨てきれません。
自分での判断は難しいので、
医者にご相談ください。
腰痛
流産の兆候として、
下腹部痛と一緒に痛むのが”腰痛”です。
腰痛だけなら心配はありませんが、
出血を伴う腰痛の場合は
注意が必要です。
だからといって、
流産することではなく、
あくまでも可能性があるということなので、
すぐに産婦人科へ受診しましょう。
お腹の張り
恥骨の上のあたりを触ってみて
空気がパンパンに入ったボールのように
硬かったら要注意です。
お腹が張っている証拠です。
そうでなければ、
便秘やガスが溜まっているせいなので、
検診を受けるときに
相談してください。
つわりが急になくなる
つわりのピークは、
妊娠8週~12週のあたりですが、
激しいつわりが急になくなるのは、
流産の心配があります。
見分けることは大変難しいので、
医師の判断が必要になります。
基礎体温が下がる
基礎体温が下がるのは、
妊娠の継続ができなくなった
ということなので、
流産かもしれません、、、
基礎体温が下がる時期は、
妊娠中期なので、
下がるのにはまだ早いのです。
不正出血の色や量で流産を見分ける方法とは?
不正出血の症状が表れたら、
流産の可能性も、、、
自分でも判断できるように
出血した色や量で見分ける方法を
お教えします。
慌てないためにも、
しっかりと知識を身に付けることは
とても大切なことです。
また、
以下の症状の場合は、
速やかに受診しましょう。
生理と同様またはそれ以上の出血量
- 生理と同じくらいの出血量
- 生理以上の出血量
このような場合、
流産の可能性が非常に高いです。
出血の中に血の塊が含まれる
出血した中に、
塊のようなものがある場合、
子宮内膜が剥がれ落ち、
胎盤や胎嚢の可能性が高いです。
この状態は残念ですが、
すでに流産が始まっているので、
止めることはできません。
【妊娠初期の流産予防!】
流産に対する不安を取り除きましょう♡
1週間~2週間出血が続く
流産してしまった後は、
出血が続くことがありますが、
約1週間から2週間すると
自然に量も減っていきます。
もしも出血が止まらない場合、、、
完全に子宮内の胎盤などが
排出しきれていない状態かもしれません。
子宮収縮剤を使用して排出させるか、
手術が必要なこともあります。
茶色、半透明のピンク、真っ赤な鮮血など色は様々
真っ赤な鮮血で、
腹痛を伴う場合は、
流産の可能性が高いです。
また、
茶色や半透明なピンク色の
おりものの場合は、
出血が微量なら心配はないでしょう。
妊娠初期の流産による腹痛の特徴とは?
妊娠初期に起こる腹痛の場合、
- チクチクする痛み
- 引っ張られる痛み
- 締め付ける痛み
などが多いのですが、
流産による腹痛には、
どのような特徴があるのでしょうか?
この頃の腹痛には、
とても注意が必要ですよ💡
生理痛のような痛みがだんだん強くなっていく
生理痛のような痛みが
続くようであれば、
流産になる可能性があります。
しばらく横になっても
痛みが治まらないようでしたら、
受診が必要になります。
いつもとは違う強い痛みがある
いままでにない
強い腹痛がある場合、
下腹部がパンパンに張っている
可能性があります。
すぐに横になって、
医師に相談が必要です。
出血や破水を伴っている
切迫流産の可能性があります。
出血や破水が、
どのような状態で起こったのか
すみやかに医師に連絡する
必要があります。
1時間以上横になっても全く痛みが治まらない
激しい腹痛はもちろん、
軽い腹痛の場合でも、
横になっても全く痛みが
治まらないようでしたら、
すぐに医師に連絡してください。
子宮が収縮している可能性があります。
わたしの体験談ですが、、、
妊娠初期の腹痛で切迫流産と診断され、
安定期になるまで、ずっと寝たきりの状態で
過ごしていました。
少しの痛みでも続くようでしたら、
遠慮せずに医師へ相談してくださいね。
腹痛や出血のない流産もあるの?
腹痛や出血のない流産は、
稽留(けいりゅう)流産と言います。
稽留流産は、
痛みなどの症状がないため、
検診で気付く場合が多いです。
胎児が子宮内で、
死亡してしまうので、
開腹手術が必要になります。
流産ではない妊娠初期の腹痛・出血の原因とは?
妊娠初期に起こる腹痛や出血で、
流産以外のことが考えられる
原因としたら、、、?!
子宮が大きくなった
妊娠すると、
子宮は絶えず成長をしていくため、
ある程度の腹痛は伴います。
便秘・下痢
妊娠初期のころの
便秘や下痢の原因は、
- ホルモンバランスの変化
- 食生活の変化
- 疲れ
- 運動不足
が考えられます。
子宮外妊娠
子宮外妊娠は、
妊娠している状態なので、
症状もほとんど同じです。
少しの変化があるとしたら、
- 微量の出血がずっと続く
- 弱い腹痛から激痛に変わっていく
このよな症状でしたら、
子宮外妊娠の可能性があるので、
早めに受診しましょう。
絨毛膜下血腫
1~2%の妊婦が経験するのが、
絨毛膜下血腫という、
絨毛膜と子宮内膜の間でできる
血の塊の症状を言います。
妊娠初期から中期に症状が
出ることが多く、
そのまま放置して体内に吸収するものと、
治療が必要まものがありますが、
ほとんどが自然に吸収されていきます。
妊娠初期の流産の種類!切迫流産との違いとは?
安定期に入っても、
必ずしも安心はできないのが、
妊娠中期での流産です。
流産は時期よって、
いろいろな種類があることを
知っていますか?
その違いをご紹介しましょう💡
早期流産と後期流産
早期流産とは、
妊娠12週未満で起こる流産のこと。
胎児の染色体異常が原因とされています。
後期流産は、
妊娠12~22週未満で起こる流産のこと。
”死産”になるため、
死産届けが必要になります。
切迫流産
切迫流産とは、
まだ胎児がお腹の中に
留まっている状態と言います。
流産経験があると次も流産しやすい?
流産のほとんどが早期流産で、
その原因は受精卵の染色体異常
なので母体のせいではありません。
必ずしも流産経験者が
次も流産しやすいのではなく、
流産しにくい体作りを
してみてはいかがでしょう。
妊娠初期の流産を予防する方法とは?
妊娠初期に流産しないためにも、
自分で心がけることが大切です。
大切な赤ちゃんを守るために、
次の予防方法をご覧ください。
タバコを吸わない
タバコは絶対に禁止です💦
胎盤が形成されると、
ママの体と胎児は繋がっています。
体を冷やさない
どんなに熱い夏場でも、
薄着は禁物!
カーディガンを羽織るなど、
体を冷やさないようにしましょう。
重い荷物を持たない
重たい荷物は、
お腹に力がかかり、
子宮が収縮する恐れがあります。
体に負担をかけない生活を心掛ける
妊娠力を上げるためにも、
無理はしないで、
ゆったりと生活することが必要です。
脱ストレス&疲れで、
体に負担をかけないように
気を付けましょう。
まとめると、、、
妊娠初期にも、
色々な心配ごとがありますね。
特に流産は、
自分で気をつけることで、
回避できることもあります。
- 早期早産
- 後期早産
- 切迫早産
などその時期に起こる
危険性を知ることも必要です。
無理をしないで、
自分の体と赤ちゃんのとこを
第一に考えて生活しましょう。