妊娠に気づかず飲酒&喫煙をしてしまった!その影響と流産の可能性とは?
普段から
飲酒、喫煙をしているという女性もいるかと
思いますが、
妊娠に気づかずに、あとになって
飲酒、喫煙をしてしまったと慌てる女性も
少なくないという事をご存知でしょうか?
妊活中の女性の場合、早ければ
妊娠4週、5週くらいで気づくことも
ありますが、
特に妊娠を意識していなかった場合
妊娠8週を過ぎて初めて気づいたという
ケースもあります。
その間はいつも通り生活をしているわけで
タバコもお酒も当然いつも通り…
そして
「あれ?そういえば生理がきてないなぁ」
と初めて妊娠に気づき
「タバコもお酒も飲んでたんだけど
どうしよう~」
と焦ってしまうわけです。
もしかしたらこの記事を読んでいるあなたも
そのうちの一人かもし入れませんね。
もしも妊娠に気づかず
飲酒や喫煙をしてしまった場合、
胎児の成長にどの様な影響があるのか
やっぱり気になってしまいますよね?
そこで今回は、
妊婦の飲酒、喫煙の影響について
気になる情報を
解説していきたいと思います。
- 飲酒や喫煙が胎児に与える影響
- 流産の可能性
など、大切な赤ちゃんのために
しっかりチェックしておきましょう。
妊娠中の風邪薬の服用についても
おはなししているので
さいごまでお見逃しなく♪
この記事に書いてること♪
妊娠初期の飲酒・喫煙は胎児にどんな影響がある?流産の可能性は?
こちらの動画で妊娠発覚前に
飲酒をしてしまった妊婦さんについて
解説していますが
妊娠発覚前、妊娠初期に飲酒、喫煙をすると
どんな影響があるのかもう少し詳しく
見ていきましょう。
飲酒による胎児への影響とは?
妊娠中に飲酒をすると胎盤を通じて
赤ちゃんにアルコールが
直接届いてしまいます。
通常おなかの赤ちゃんにとって有害な物質は
胎盤をフィルターとして
通さないようになっていますが
アルコールに関しては
胎盤を通して赤ちゃんにダイレクトに
届いてしまうわけです。
それによってどんな影響があるかといえば
未熟児や奇形などのリスクが高くなることが
あげられます。
さらに胎児アルコール症候群になってしまう
可能性も出てきます。
胎児アルコール症候群になる確率は?
胎児アルコール症候群とは
妊娠中の飲酒が原因で障害をもって
産まれてくることを言います。
具体的にはアルコールが原因で脳の発達が
不十分になってしまい言語や学習能力に
障害が出てきます。
注意欠陥、多動性障害になる可能性も
あります。
容姿にも影響はおよび、
目、鼻、耳、顎などが小さい傾向にあり
唇が薄く、顔つきが平たくなるという
特徴もあります。
さらに、頭の大きさが通常に比べて
小さめであるという事もあげられます。
アルコールの量に比例して
胎児アルコール症候群になる確率も高くなり
妊婦がアルコール依存症だった場合
3割もの確率で生まれてくる子供が
胎児アルコール症候群になってしまうとも
言われています。
喫煙による胎児への影響とは?
煙草に含まれるニコチンや一酸化炭素は
血管を収縮させる作用があり
さらに、酸素を運ぶために必要な
ヘモグロビンも破壊してしまいます。
胎児は胎盤の血液を通してママから
栄養や酸素を受け取っているので
栄養不足や酸素不足になってしまうので、
胎児の成長に影響を及ぼすことになります。
産まれてくる赤ちゃんが低体重だったり
乳幼児突然死症候群の原因にも
なることがあり、
最悪は早産や流産の可能性も出てきます。
「赤ちゃんに栄養が届かない」
「赤ちゃんの酸素が不足している」
想像しただけでも恐ろしいですよね?
煙草は自分が吸っていなくても
周りの人が吸っていると受動喫煙で
自分が吸っているのと同じくらい
悪影響があるとも言われています。
家族で喫煙している人がいる場合は
特に注意が必要です。
妊娠初期に飲んだ風邪薬は胎児に影響するの?
妊娠初期のつわりの症状は
- 熱っぽい
- だるい
- 気分が悪い
など、かぜの症状に似ているという事もあり
自己判断で市販の風邪薬を服用してしまう
ひとも少なくありません。
あとになって、
風邪では妊娠であったことがわかり
服用してしまった薬の影響を
心配してしまう事もあると思います。
ただ、短期間であれば
風邪薬を服用したことによる胎児への影響は
心配する必要はないといわれています。
ホルモン剤や血液をサラサラにする
ワーファリンなど、胎児が奇形になる
リスクがある薬もあるので、
もしも妊娠に気づかずに
風邪薬を服用してしまったというときは
念のためお医者さんに相談してみましょう。
飲酒・喫煙をしてるのに妊娠に気づいたらどうしたらいいの?
妊娠中の飲酒喫煙の影響について
説明してきましたが、
妊娠に気づかずに
飲酒、喫煙をしてしまったという人もいるでしょう。
ただ、飲酒、喫煙をしたからと言って
必ず紹介したような障害が現れるわけでは
ありません。
飲んでしまったお酒やたばこを
なかったことにはできませんが
過ぎてしまったことを悔やむよりも
妊娠に気づいた時点で飲酒、喫煙は
きっぱりやめて、おなかの赤ちゃんのために
これからできることを考えていきましょう。
- 食事の栄養バランスを考える。
- 夜更かしはしない。
- 適度な運動を心がける。
など生活習慣を
見直してみるのもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
妊娠中は煙草やお酒を我慢して
ママがストレスを感じる方が
胎児に悪影響があるといわれる場合も
ありますが、
飲酒や喫煙がおなかの赤ちゃんに
いい影響を与えるという事はありません。
万が一何らかの障害が出たとしても
飲酒、喫煙のせいだとは限りませんが
大切な赤ちゃんのために、ママとして
できることはしてあげたいですよね。
妊娠に気づかずに
煙草やお酒を飲んでしまった場合は
妊娠がわかった段階で
やめるようにしましょう。
風邪薬なども同様に、
短期間の服用で胎児に影響が出るとは
考えにくいですが、妊娠に気づいたら
服用をやめ病院を受診してお医者さんに
相談しましょう。
参考になれば幸いです^^