妊娠中の出血!塊が出た時に考えられる原因と対処法とは?
妊娠中には、
心配なことがたくさんありますが、
もっとも恐れるのが”出血”です。
みなさん”出血”したら、
「流産かも?!」
と思ってしまうかもしれませんが、
必ずしもそうではありません。
ですが、
危険を伴う”出血”もあるので、
自分で学んでおけば、
いざとなった場合に対処法が分かるので
この機会にしっかりと学んでおきましょう。
では、
危険な場合とそうでない場合の区別、、、
どのような原因が考えられるのか、
具体的にご覧いただきましょう。
- 出血の原因とは?!
- 血の塊が出る原因とは?!
- 妊娠時期による出血の違いとは?!
など対処法を含めてご紹介します。
この記事に書いてること♪
妊娠中の出血の原因とは?流産の可能性はある?
妊娠中の出血の原因は、
妊娠の時期によっても変わってきますが、
正常な場合は出血は起こりません。
ですから、
出血をするということは
何らかの原因があるとされています。
出血の種類によっては、
流産の危険性もあるので、
慎重に対処しなければなりません。
では、様々な原因から
その対処法をご覧いただきましょう!
血の塊が出た!考えられる原因とは?
妊娠している間に、
”血の塊”が出たらかなり危険です!
すぐに病院へ連絡をいれましょう。
原因として考えられるのは、
妊娠超初期のときは胎児の染色体異常ですが、
その他の原因は、
- 絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)
- 化学流産
- 切迫流産
- 流産
- 子宮外妊娠(異所性妊娠)
妊娠している時期に関係なく、
血の塊がでたら流産の可能性が高くなります。
ですが諦めるのは早いです。
早期に対処すれば、
流産になることは十分に避けられるので、
必ず医師の言うことは守ってくださいね!
この場合、医師から言われることは、 「絶対安静」と言われるでしょう。 絶対安静とは、、、 約2週間程度、自宅でトイレとお風呂以外は 通常ずっと寝たきりの生活ということです。 |
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鮮血は少量でも危険って本当?
妊娠初期のころの出血が”鮮血”なら、
少量でも危険性があります。
- 流産
- 切迫流産
などが考えられるので、病院に連絡しましょう。
ピンクや赤色のおりものの場合でも、
出血があったら医師に伝えてください。
妊娠初期には出血はよくあることなので、
流産にならないためにも、
しっかりと早期に対処しておくことが大切です。
少量の出血がある場合は、 絶対安静をすすめられるでしょう。 自己判断はしないで、医師の指示に従うことが 胎児の安全性を守るためでもあるのです。 |
腹痛がある時はどうしたらいい?
腹痛がある場合は、
横になって休むことが一番です。
また、以下の症状が一緒に起こると
危険なので病院に連絡を入れましょう。
- 出血
- お腹の張り
妊娠初期の腹痛やお腹の張りは、
子宮の収縮が起こっている状態です。
流産などの危険を伴うこともあるので、
早めの対処が必要です。
生理痛との見分け方はこちらをどうぞ!
→【見分け方】妊娠初期の腹痛の症状!生理痛との6つの違いとは?
いつまでも出血が続く原因とは?
安静にしていても出血が続く場合は、
- 子宮膣部びらん
- 子宮頸管ポリープ
- 子宮外妊娠
- 胞状奇胎
などが原因かもしれません。
特に、子宮外妊娠と胞状奇胎は、 放っておくと危険なので出血が続くのであれば 早めに病院に行きましょう。 |
安定期や後期の出血は危険?どうしたらいいの?
妊娠の時期に関わらず、
出血するということは異常な”サイン”です。
自宅で安静にしても、
出血や腹痛が治まらない場合は、
病院で診てもらいましょう。
また、激痛や大量出血の場合は、
すぐに病院へ連絡を入れることです。
安定期のころと妊娠後期の出血の原因をまとめたので、
頭の中に入れておくといいでしょう。
出血 | 腹痛 | |
切迫流産 | 〇 | 〇 |
切迫早産 | 〇 | 〇 |
前置胎盤 | 〇 | × |
低置胎盤 | 〇 | × |
子宮頸管ポリープ | 〇 | × |
子宮膣部びらん | 〇 | × |
子宮頸管無力症 | 〇 | × |
常位胎盤早期剥離 | 〇 | 〇 |
おしるし | 〇 | × |
出血が酷いときも軽いときも、
異常であることは確かなので、
医師の診断で原因を突き止めて
対処するようにしましょう。
まとめ
妊娠中の出血には、
色々な病気が関わってくることが
分かりましたね。
少量の出血の場合は、
安静にしていても出血が治まらなければ、
病院へ行くことに、、、
血の塊があったり、腹痛を伴う場合は、
すぐに病院へ連絡を入れるようにしましょう。
また、
出血や腹痛やお腹の張りがあり
治まったときでも、
医師には伝えておくことが必要ですよ。
出産までの間は、
何が起こるか分かりません。
そのとき、そのときに起こることを
対処しながら無理なく生活していきましょう。