妊娠30週目!切迫早産の症状とは?
妊娠30週目は妊娠8ヵ月の第3週目!
そろそろ出産に向けて準備を始めている人も多いと思います。
そんな中、気を付けたいのが『切迫早産』!!
切迫早産というのは早産の一歩手前の状態|д゚)
生産期よりも早く赤ちゃんが産まれてしまうと
赤ちゃんの発達が未熟なままの状態で産まれてしまいます。
では、皆さんはその切迫早産の症状や前兆等をご存じですか?
今回は切迫早産の症状についてお話します。
切迫早産は早く気付き、安静にすることが大切です。
その為にも一緒にお勉強しましょう♪
この記事に書いてること♪
切迫早産の症状とは?
まずは切迫早産の症状についてお話します。
先程もお話しましたが、切迫早産とは
早産になりかけの状態です。
はっきりと言えば、良い状態ではありません。
このような症状がある場合は切迫早産の可能性があります。
違うかも。。。と思う気持ちがあるのも分かりますが、
一度医師に相談することをお勧めします。
お腹の張り
お腹の張りが規則的な感覚で起こり安静の状態でも治まらない場合。
陣痛が始まってしまう可能性があります。
目安として10分間隔より短くなると陣痛が始まっている可能性があります。
この場合はすぐに病院へ連絡しましょう。
また、お腹がよく張ると感じている場合は
検診時に医師の先生に伝えておくことが大切です。
自分でも気づかないうちに切迫早産の状態に
なっているということが考えられます。
下腹部痛・背部痛
こちらもお腹の張りと同様の症状です。
お腹が張っている!と感じていなくても
子宮伸縮による痛みの可能性があります。
安静にしても治まらない場合は早産のサインかもしれません。
不正出血
『おしるし』といわれる出血を聞いたことがありますか?!
これは出産前に子宮口が緩み出産が起こる前兆として
知られている症状です。
その症状が出産間近でなく、今起こるということは
切迫早産と診断される可能性が高いでしょう。
その他にも出血は何かのサインとして考えられることが多いです。
切迫早産と診断されればどうなるの?
切迫早産の診断方法
切迫早産の診断方法はママの問診をもとに子宮口の開きを確認し判断します。
子宮口が開きが大きければ大きいほど早産の可能性は高くなり、
切迫早産としては深刻な状況だと言えます。
子宮口の開きはお腹の張りがあり、気づかれることが多いですが
中にはお腹が張ることなく、子宮口が開いてしまっている場合もあります。
子宮口の開きは経膣超音波断層法で診断することができます。
切迫早産を早産にしない為にできること
安静が一番!!
これに限ります。
一番大切なことは赤ちゃんを生産期までお腹の中に留め、
お腹の外に出てきた時に自分の力で
生きることのできるレベルまで育てることです。
赤ちゃんの発達が未熟だと、
やはり、病気にかかりやすかったり、
障害が残ってしまう確率は上がってしまいます。
赤ちゃんの出産時の生存確率だってその一つです。
出産は母子共に命がけのものですからね。
場合によっては病院で適切な医療を受けながらの管理入院をする必要があります。
お腹の張りを抑えるための薬を使用し、
自宅ではなく病院で安静にするというもの。
もちろん入院するとなると入院費もかかります。
これは病院によってまちまちで一概にこの金額だとは言えませんが、
保険が適応となるので3割負担で入院することができます。
妊娠30週目 早産になるとどうなる?
妊娠30週で万が一早産となってしまった場合、赤ちゃんは助かるの?
また、必ず障害がのこるの?
切迫早産と診断された方が一番心配なことではないでしょうか?!
実は妊娠30週目で出産された方の赤ちゃんの生存率はとても高く、
障害が残る可能性は低くなっています。
この事実を聞いて、まず一安心された方も多いはず。。。
ある病院のNICUの医師によると
妊娠30週目を超えていることと
赤ちゃんの体重が1000gを超えていること
この2つの条件を満たしていれば
赤ちゃんは何事もなく退院していくことが多いと言います。
しかし、やはり体重は生産期の出産時に比べ半分程度。
新生児医療を受ける必要があり、
NICUに入院する必要があります。
入院する期間は胎児に状態によって変わります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は妊娠30週目の切迫早産についてお話させてもらいました。
内容はこちらです♡
- 切迫早産の症状とは?
- 切迫早産と診断されれどうすればいいの?
- 妊娠30週目で早産になるとどうなる?!
切迫早産と診断されたからといって
必ず早産になるというわけではありません。
診断されても医師の指示のもと安静にし、
生産期に赤ちゃんを産んでいるママはたくさんいます。
ただ、大切なことは医師の指示をしっかりと受けること。
このぐらいなら大丈夫というママの勝手な判断が
早産に繋がってしまうことがあります。
赤ちゃんの命を守るのがママだからこそ、
大切なサインを見逃さないようにしましょう!