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妊娠したら里帰りはいつから?生活費&お礼に必要なお金は?

出産費用・準備
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出産前にママが実家へ帰り
出産をする里帰り出産。

出産後も1~2ヶ月は実家にいる
という方も多いでしょう。

出産と同時に始まる新生児の育児は
肉体的にも精神的にもかなりハード。

そんな時近くに母親がいてくれると、
とても心強いですよね。

今回はそんな里帰り出産について、
いつからいつまでするべきのか、
また里帰りに必要な費用とは
どのくらいなのか、

里帰りの流れについても一通り
ご紹介したいと思います。

実は私は3人の出産経験がありますが、
皆里帰りをして出産しました。

実際に経験した事や感じた事も踏まえて、
里帰りについて詳しくお伝えしていきますね。

妊娠の里帰りはいつからするの?

妊娠の里帰りの時期で、
一般的に多いのは
30週~35週目です。

妊娠後期の妊婦健診から
分娩先の病院に移ることが
多いので、

そのタイミングで里帰りする
人が多いようです。

しかし、
里帰りのタイミングは人それぞれ。

必ずこうしなくてはいけない
というものはありません。

里帰りする時期はあくまでも
一般的な目安ですので、

例えば双子などの多胎妊娠や、
切迫早産のリスクがある場合などは
もっと時期を早めた方が良いケース
あります。

母親の体調や、里帰りする実家の両親、
里帰り先の病院の都合も考慮して、
タイミングを決めるようにしましょう。

妊娠の里帰りの一般的な期間は?

一般的な里帰りの期間は
臨月から産後1~2ヵ月です。

産後の母親と赤ちゃんの1ヵ月健診は
出産した病院で行われるため、
受診して問題なければ、
本来の自宅に帰ることができます。

しかし、産後の1ヵ月健診の結果や
母親や赤ちゃんの体調によっては、
里帰り期間を延長する人もいます。

また兄姉が一緒に里帰りしている
場合も、2~3ヶ月帰る人もいます。

しかし兄姉に就学時がいる場合や、
パパに兄姉を任せている場合には、
1ヶ月検診後直ぐに変える帰る
傾向がありますよ。

このように里帰りする期間も、
人それぞれです。

最低は産後1ヶ月で、
その後は色々な環境を踏まえて
決めるようにしましょうね。

妊娠の里帰り出産の流れをまとめ

妊娠が分かり、里帰りをする!
と決めても、まず何をするべき
なのか迷ってしまいますよね。

里帰り出産は、里帰りをしない出産
に比べて準備が多く、色々なことを
事前に決めておく必要があります。

ここで里帰り出産の流れをまとめて
みました。

  • 妊娠が発覚し母子手帳が交付されたら、
    出産する病院を決める。

病院によっては里帰り出産を受け付けていない
ところもありますので、しっかりと調べましょう。

  • 合わせて現在の病院に里帰り希望を伝える

妊娠したら看護師さんから
今後についてのお話がありますが、
その際早めに里帰りを希望している
ことを伝えましょう。

大きな病院では分娩予約がないと
妊婦検診を受けることができないので、
その場合は里帰りでも見てくれる病院に
すぐに転院する必要があります。

  • 分娩先の病院が決まったら、入院予約をする

お産の入院には予約が必要です。

一般的には妊娠20週までにお産の入院予約を
する人が多いですが、病院によって受付の週数
が異なるので、必ず分娩先の病院に確認して、
予約しましょう。

  • 必要であれば初診を受けに一度行く

また分娩予約の前に、
1度初診を受けないといけない病院や
前金が必要な病院も多いです。

さらに妊娠12週を過ぎると里帰り出産
を受け入れてくれない病院もあるので、

何週までに初診を受けるべきなのか、
里帰り出産の詳細について、早めに
問い合わせておくのが良いでしょう。

  • 妊娠中期に荷物の準備や赤ちゃんを迎える準備

実家に持って行くものや
必要な赤ちゃんグッズの準備は
体調の良い中期頃からゆっくり
始めると良いでしょう。

細かいものは里帰りした後、
両親と買出しに行くのもよいでしょう。

また里帰り出産では
なるべく大きな荷物の移動を減らすために、
ベビー用品は里帰り先でレンタルするのが
おすすめです。

  • 里帰り前に赤ちゃんを向かえる準備

さらに里帰り後に自宅に帰宅したときの
赤ちゃんを迎える準備もしなくては
なりません。

約2~3ヵ月後に帰ってきたときには
赤ちゃんがいるので、ばたばたと
準備はできなくなります。

できることはパパに任せて、
皆で分担するようにしましょう。

  • 妊娠30週~35週の最後の検診のときに紹介状を貰う

今まで見てもらった病院で最後に、
異常がないか検診を受けます。

忘れずに紹介状も貰いましょう。

  • 妊娠35週までに帰省をする

ママの体調にもよりますが、
遅くても35週までには
帰省をしましょう。

くれぐれも身体に負担のないように、
ママのペースで行動しましょう。

  • 帰省後すぐに分娩先の病院で検診を受ける

紹介状を持って、
検診を受けましょう。

病院によっては検診の予約が
必要な場合もあります。

必ず前もって電話をしておく
ようにしましょう。

  • いざ出産!お産が終わったら
    自治体への申請等も忘れずに。

お産の後は自治体をまたいで、
様々な手続きが必要になります。

パパに頼むことも多いですので、
それについても前もって
調べておきましょう。

  • 産後1~2ヵ月後に自宅へ帰宅

せっかく里帰りしているので、
産後はしっかりと実家で
身体を休ませましょう。

そして数ヶ月の里帰りを終え、
自宅へ帰宅します。

長い間お世話になった実家への
感謝の気持ちを忘れずに!

妊娠中の里帰りに必要なお金一覧

おおまかな妊娠中の里帰りの
流れを、ご紹介しました。

次に里帰りに必要なお金を
ご紹介したいと思います。

里帰りをするにあたって
かかるお金は、

  • ママとパパの生活費
  • 実家へのお礼
  • 交通費

主にこれらです。

状況によって人それぞれですが、
それぞれの相場をご紹介します。

生活費はいくら?

妊娠中の里帰りの際には、

一人で数ヶ月暮らすパパの生活費と、
実家で暮らすママの生活費がかかります。

もちろん赤ちゃんが生まれたら
赤ちゃんの生活費も増えます。

ママがいないパパの生活では、
少し食費などを多く使う傾向が
あります。

普段の食費+5000円ほどと、
普段より多めに見積もりましょう。

また交際費等も
普段より多くなるかもしれません。

自宅の光熱費は安くなる傾向が
あるので、普段より少なくなります。

そしてママも実家での生活費として、
実家に渡すのがベターです。

実家での生活費は多めに、
月に3万くらい考えておくと
良いでしょう。

なるべくお世話になる初日に
渡しておきましょう。

また赤ちゃんが生まれると、
光熱費が高くなる傾向があります。

赤ちゃんが生まれたら5000円くらい
多くなると考えておきましょう。

実家へのお礼はいくら?

長い間お世話になる実家、

感謝の気持ちを含めてしっかり
お礼をするのが一般的です。

生活費としてまとめて渡すのも、
相手にとって受け取りやすい場合も
あります。

お礼の相場は期間にもよりますが、
5万や10万などと切りの良い金額
が良いでしょう。

お礼をお金で渡すのに抵抗がある
場合は、旅行券や商品券でもよい
と思います。

可愛い孫でも、赤ちゃんのお世話で
疲れが溜まっているはずのご両親、
2人でゆっくりしてねと伝えましょう。

大事なのはお世話になった気持ちを
しっかりと形にして伝えるということです。

実家の距離によっては交通費が高くなることも!

実家までの距離はそれぞれですが、
距離によっては交通費が高くなります。

新幹線や飛行機で帰る場合には、
前もってしっかりと調べておきましょう。

シーズンの新幹線や飛行機は、
値段も高いだけでなく人も多いので、
あまりおすすめではありません。

ゆっくりと帰るためには、
平日の安い時期に帰省を合わせる
のも1つの方法ですね。

里帰りで考えられる交通手段には
車、新幹線、飛行機がありますが、
可能な距離ならやはり車がおすすめ
です。

荷物も運ぶことができますし、
休憩もいつでも可能なので、
妊婦さんの負担が一番少ないでしょう。

運転はパパにお願いしましょう。

妊娠中の飛行機は何週目まで乗れるの?

実家に飛行機で帰る場合は、
いくつか注意点があります。

飛行機は臨月であっても乗ることは
可能ですが、

予定日を含めて28日以内の妊婦さんや、
早産の経験がある人など、体調に不安
のある場合は診断書の提出が必要
なります。

また予約をする際には、必ず事前に
妊娠中であることを申告しましょう。

もし上の子を連れて帰るときには、
幼児の付き添い可能な人数が
決まっている場合もあるので、
事前に確認する必要があります。

さらに予定日を含め14日以内の
妊婦さんだと診断書の提出及び
産婦人科医の同伴が必要です。

必ず予約は早めにとり、病院とも
相談して里帰り時期を決めましょう。

妊娠中でも里帰りしない人もいる!

 

このように妊娠中の里帰りには、
準備や考えることがたくさんあります。

スケジュールをしっかりと組まないと、
スムーズな里帰りはできないのです。

パパとの離れる期間も長くなるので、
なかには里帰りしないママも
もちろんいます。

特に大きな兄弟がいる場合には
里帰りせず、逆に母親に自宅に
来てもらうケースもありますね。

しかし
里帰り出産にはメリットがいっぱい、
ご両親もきっと心待ちにすること
でしょう。

ママ一人の判断だけでなく、
パパや里帰り先のご両親の意見を
しっかりと考慮して決めるように
しましょうね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は妊娠中の里帰り出産について、
期間や流れ、また必要な費用について
もご紹介してきました。

里帰り出産のまとめ
  • 一般的に里帰りする時期は
    妊娠30週~35週目
  • 一般的に里帰りの期間は
    臨月から産後1~2ヵ月
  • 妊娠したら直ぐにスケジュールを!
  • 里帰りでかかる費用は
    【ママとパパの生活費】【実家へのお礼】【交通費】
  • 交通手段を良く考える
  • 飛行機で帰省する場合
    には特に注意が必要

実際私も、飛行機での里帰り出産
を3回経験しましたが、
もちろん1人目のときは段取り悪く…

スケジュールをしっかりと立てないと
だめだなと実感しましたよ。

もちろんタイミングや里帰りの期間は
決まっているわけではないので、
あくまで目安として考えてくださいね。

どのような場合も、
ママと赤ちゃんの体調が最優先です。

しかし何がいつあってもいいように、
スケジュールやある程度の準備などは、
しっかりと考えておくようにしましょうね。

皆で相談をしながら決めることで、
素敵な里帰り出産になることでしょう。


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