出産手当金はいつ振り込まれる?計算方法や申請の仕方を紹介!
働くママが増え、産休や育休を
取得する方は多くいます。
そんなママが産休をとって
出産をした場合、出産手当金を
受けとることができます。
出産手当金とは、産休中の生活を
サポートするお金として、ママが
加入する保険組合から支給される
お金です。
そんな出産手当金ですが、
実際にいつ振り込まれるのか、
また申請の方法や支給額についても
知らない方も多くいますよね。
そこで今回は、出産手当金は実際に
いつ振り込まれるのか、計算方法や
申請の仕方までご紹介したいと思います。
いざというときスムーズな申請が行える
ように、ぜひ参考にして下さいね。
この記事に書いてること♪
出産手当金はいつ振り込まれるの?通知書は届く?
出産手当金と聞くと、
出産したら貰えるというイメージが
ありませんか?
しかし実際には
口座に振り込まれるまでは
結構時間がかかります。
ではどのくらいかかるのか、
その理由も見てみましょう。
一般的に産後2ヶ月半から4ヶ月後くらいに支給!
出産手当の申請には、
産後56日後の産休後に、
勤務先で申請書の必要事項を
記入してもらって提出する必要が
あります。
そして勤務先に申請してから
保険組合へ審査に出すので、
実際には産後2ヶ月~4か月後に
出産手当金が振り込まれる
ケースが多いようです。
出産手当金が振り込まれたときに支給決定通知書の通知が届く
出産手当金が振り込まれた時、
会社を通して支給決定通知書の
通知が届きます。
タイミングは会社によって
それぞれですので、しっかりと
確認するようにしましょうね。
出産手当金の計算方法はどうやるの?
では次に、
出産手当金の気になる計算方法を
ご紹介します。
出産手当金で貰える金額は
[標準報酬月額の2/3×産休日数]
です。
この標準報酬月額とは、
1か月の基本給・各種手当・残業代
などの平均を、きりの良い数字で
出したもので、
毎年1回、4月・5月・6月の給料の
平均額を用いて国が決めています。
ちなみに健康保険は第1級の5万8千円
から第47級の121万円までの全47等級
に区分されています。
標準報酬月額が30万円のママが
産休をフル(98日間)でとる場合、
日給=300,000円÷30=10,000円
ということになり、
先程の式に当てはめると、
出産手当金=10,000円×2/3×98日間
=653,366円
出産手当金の申請方法を5つの手順で解説!
出産手当金の計算方法が
分かったところで、
次に出産手当金を申請する際の
手続きについて、細かくステップ
ごとにまとめてみました。
スムーズな申請のために、
ぜひ参考にしてくださいね。
①受給資格を勤務先に確認して支給申請書を入手
申請の前に、まずは
受給資格があるかどうかを、
勤務先に確認しておきましょう。
せっかく申請しても、
受給資格がなければ
無駄になってしまいます。
加入している健康保険によっては、
受給資格がない場合もあるので
注意しましょう。
そして資格があることが分かれば、
産休前に勤務先で申請書を
もらいましょう。
②出産する病院で必要事項を書いてもらう
出産で入院する際に、
必要事項を記入した申請書を持参し、
病院側にも医師の証明を記入して
もらいます。
病院によっては文書料として
数千円かかる場合があります。
③産休後に勤務先に支給申請書を提出し、必要事項を書いてもらう
産休後に勤務先に申請書などを提出
し、必要事項を記入してもらいます。
郵送でお願いできるかも確認を
してみましょうね。
④勤務先の健康保険担当者や健康保険窓口に提出する
ここまでで全ての必要事項が
記入できたら、
勤務先の健康保険窓口、または
協会けんぽなどに提出します。
提出先は会社によって様々ですので、
事前に確認しておきましょうね。
⑤申請後2週間から2ヶ月~4ヶ月後くらいに支給される
申請書に記入漏れや記入ミスが
特になければ、
出産後から2ヶ月~4か月後くらいに
出産手当金が振り込まれます。
保険組合によってもタイミングは様々
で、中には早い場合もあるようです。
また先ほども言いましたが、
出産手当金が振り込まれた時には、
支給決定通知書の通知が届きます。
そこで支給されたことを
確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は出産手当金について、
実際にいつ振り込まれるのか、
また計算方法や申請の仕方まで
ご紹介してきました。
- 産後2ヶ月~4か月後に
出産手当金が振り込まれる - 振り込まれたら支給決定通知書が届く
- 出産手当金の計算方法は
[標準報酬月額の2/3×産休日数] - 申請の仕方は5ステップ!
貰えるのは知っていても、
詳細を詳しく知らなかった
という方も多いのでは
ないでしょうか?
いざ申請しようとしたときに準備不足で
困ってしまわないように、前もって
しっかりと準備しておきましょうね。